がんと共存しているおば
2016年の春、私が実家に帰ると母が、
「おばさんがね、がんだって言うんだよ。どうしよう。」
と心細そうに言います。
私の母は一人で暮らしていて、隣に住んでいる叔父と叔母(父の弟夫婦)を頼りにして生活していました。
活動的で食事などにも注意していたおばががんになるとは…
聞くと、肺がんで、場所が悪くて手術はできない、しかも、肝臓と頭蓋骨に転移があるということでした。
幸い、放射線治療で肝臓と骨にあったものは消え、肺の方は抗がん剤でたたくことになり、ずっと治療をしています。
薬の副反応で体中が赤く腫れ上がったり、お腹を下したり、気分が悪くなって寝込んだり…いろいろなことがあったけれど乗り越えてきました。
2年くらい前に、「もう、今使っている薬が効かなくなったら使える薬がなくなっちゃうんだ。」と言っていたのを覚えています。
そのおばが、今、とても元気です。
来年の春には病気になって8年になります。
そろそろ70代も後半になるのに、ほんとうにすごい精神力と体の強さだと思います。
病気の宝庫の私を戦友と思ってくれているみたいで、私に会うと
「まるちゃん、一緒にがんばろうね!」
と励ましてくれます。
がんも神経難病ももとは体に溜まった毒素だとすると、快復へのヒントがあるかもしれません。
おばは、今、全部ではないけれど叔父の育てた旬の野菜や果物を、自分で調理して食べています。田舎なので家にないものは近所でもらったりもしているようです。
TVや本で体によいものの情報を見つけると、すぐに実行します。
たまねぎの皮を、お茶や味噌汁の出汁にして飲んでいるというので真似してみました。
今は、パイナップルにはまっています。
1日に8分の1がちょうどいい量だと言って、切り方を教えてくれました。
特売の日に、叔父がまとめ買いをするのだそうで、安いお店を教えてもらいました。
私も少し前から始めました。
何によいのか聞くと、
「フフフッ、お肌がきれいになるんだよ!」
なんて言っていたけど、病気によいことがあるに違いないと思っています。
そういえば以前、AlSの方のブログにパイナップルの成分がいいと書かれていたな。
お互いにがんばろうね。おばさん。
ところで、何に対しても前向きで食事にも気をつけていたおばがどうしてがんになったのか?喫煙者もいないのに。
私はカビが原因なのではないかと思っています。
叔父は何でも自分でやりたがる性格で、家の修繕は専門家にまかせず、みんな自分でやってしまいます。
屋根や外壁、塀までやります。
けれど、さすがに畳はできなくて、カビだらけになってしまい、上にゴザのようなものを敷いていました。体裁は整ったけれど、カビはなくならずそのままで、長い間そこで暮らしていました。
おばの病気がわかってから叔父も気になったようで、畳は新しくしました。
私のような症状のもカビが原因の1つとしてあげられています。
これから結露によるカビが気になってくる季節になります。
こまめに掃除するように心がけよう。
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